2010年01月07日 クラッチカバーの塗装

フロントタイヤをバイクに取り付ける前にエンジンのクラッチカバーと

ジェネレーターカバーの塗装をすることにしました。

少しでも塗装のマスキングと養生を減らすためです。

クラッチカバーを先に再塗装することにしました。



　　　　　　　＜　レストア前のクラッチカバーです　＞


ワイヤーブラシと紙やすりで磨きます。

でもエンジン周辺なんであんまり丁寧に塗装するとフレームとの新しさの

差が大きくなっちゃうんで、錆びているところと塗装が剥がれている

ところとその周辺のみ丁寧に段差がなくなるように、その他のところは

クリア塗装を落とす程度に磨きます。

マスキングテープでエンジン本体側にマスキングテープ処理します。

でもエンジンはでこぼこしているし、油分があったりでなかなか

マスキング処理がうまくいきません。

パーツクリーナーで油分を落とし、ドライヤーで暖めて水分を飛ばし、

さらにマスキングテープを細かく切って貼りつなぎます。

エンジンオイル確認窓も同じようにマスキングします。

さらにクラッチカバー周辺のフレームに養生テープ処理、新聞紙で

ほかの部分に塗料が付着しないように養生します。



　　　　　＜　錆落としとマスキング、養生しました　＞


マスキング処理と養生が終わってからクラッチカバーを最終脱脂します。

ドライヤーでクラッチカバーを暖め、サフェーサーの缶スプレーを

暖めてからサフェーサーを塗ります。

いくら脱脂してもさすがにエンジンです。

まだ油分が残っているようでサフェーサーが少しはじきます。

仕方ないんで超薄塗りを何回も繰り返してはじきを抑えます。

なんとかサフェーサー　塗装が終わりました。

ドライヤー乾燥と自然乾燥で乾燥しました。

サフェーサーの表面を紙やすりで整えます。



　　　　　　　＜　サフェーサー塗装しましたよ　＞


次に銀塗装します。

とりあえず垂れだけはないように、でもエンジンなんで厚塗りで3回

塗装しました。

塗装後１０分で発色用クリア塗装をします。

こちらも思い切って厚塗りです。

3回塗りしました。

乾燥したころを見計らってからクラッチカバーを見ると、ものすごく

綺麗に面と色が出ちゃってます。



　　　　　　　＜　クラッチカバー　塗装完了です　＞


なんで少し雑でもいいや！　って思って塗装するとうまくいっちゃう

んですかねえ。

気持ちと塗装の出来が反比例しちゃってますねえ！

ますますフレームやエンジンとクラッチカバーの塗装の差が

出ちゃいますねえ！

この状態だと、フレームは更なる磨きが、エンジンは場合によっては

塗装しなおしが必要になっちゃいますねえ。

作業が増えちゃって困ったもんです。