2009年10月26日
エンジン始動成功
1週間灯油に漬け込んだキャブレターを取り出してみます。
かなり綺麗になりました。

ジェット類を外してパーツクリーナーで吹いて穴が通っているかどうか
確認しました。
残念ながらジェット類の穴は1つも通っていませんでした。
CRCのキャブクリーナーをジェット類に吹きかけて様子を見ますが,
穴はなかなか通りません。
そこでインターネットで他の人のキャブ清掃の記事を探していたら、
キャブ清掃などでガソリン垢落としに良く効くキャブクリーナーが
あるという記事をみました。
即バイクパーツ屋に行って、聞いてみたら、やっぱり効果大な
キャブクリーナーとのことです。
ヤマハのスーパーキャブレタークリーナーMEです。
泡タイプです。

家に帰ってからキャブのフロート室に吹きかけたら、吹きかけた所から
白い泡が出るんですが、その泡にガソリン垢が溶けた所は
オレンジ色の泡になります。
凄いですねえ!
あっと言う間にガソリン垢が除去できてしまいます。
ジェット類に早速新しいキャブクリーナーを吹きかけ10分位放置後、ジ
ェットが通っているかどうか確認します。
半分位通ってきました。
でもまだジェットの通りが不足です。
真鍮製のワイヤーブラシから1本ブラシをプライヤーで引き抜いて
ジェットのすべての穴を突きます。
穴をワイヤーで突いてからキャブクリーナーを吹きかけて10分放置を
2回繰り返してからパーツクリーナーですべての穴の通りを確認
します。
いいですねえ!
すべてのジェットの穴が通っています。

キャブクリーナーでキャブの穴をすべて吹いてからパーツクリーナーで
穴の通りを確認します。
キャブの清掃が終わりました。
最初に渋かったスロットルは見違えるように軽く動くようになりました。

すべての部品を灯油で最後にもう1度洗います。
樹脂部品やゴム部品にキャブクリーナーを付着させるとよくないよう
ですので。
清掃の終わったキャブレターの部品を組み込みます。
ジェット、バキューム、フロート。

順番と方向に気を付けながら間違えないように組み込みます。

組み込むついでに キャブの外観をワイヤーブラシや歯ブラシ、
キャブクリーナーできれいに清掃と磨きをかけます。
どう? かなりきれいになったでしょ?

キャブの清掃が終わってからエアクリーナーをきれいに洗ってから、
エンジンにキャブとエアクリーナーを取り付けます。
エンジンがV型なんでキャブを気を付けて取り付けます。
ホース類、ワイヤー類を元の接続場所につなげます。
エアクリーナーを取り付けます。

エアクリーナーきれいになったでしょ?
キャブとエアクリーナーをエンジンに取り付けたあとで、キャブのガソリン
ホースにガソリンを入れてからスタータースイッチを押して、エンジンが
かかるかどうか確認します。
キュルキュルキュル! ってセルモーターの音の後でエンジンが
小さな音でアイドリングしているのが確認できました。
ガソリンはちょっと入れただけなんで、5~6秒だけでしたけどね。
我が家に来て初めてガソリンでエンジンが回ってくれました。
ともかく清掃したキャブレターでエンジンがかかるのは確認できました。
やったー! です。
でもキャブがあんなにガソリン垢がたまっていたってことは、
ガソリンタンク、ガソリンコック、フューエルストレーナーも
すごいんでしょうねえ。
試しにガソリンコックをタンクから取り外してみた
らフューエルストレーナーの元の形状が分からないほどガソリン垢が
固まっていました。
次はフューエルストレーナーとガソリンコックの清掃ですねえ。
ガソリン垢だけでこんなにかかるとは思っていませんでした。
当初の希望的予想では、もうナンバーを取得して走行試験でしたから
ねえ。
まあ、そううまくいかないから人生は楽しくて辛いんでしょうけどね。
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